海外営業職に転職すると国内営業よりも年収が高いんじゃないか?そう考える方は多いと思います。言葉が英語になりますし、商慣習の異なる異国地の企業を相手に商談するのもタフなことです。欧米現地期の企業とのやり取りになると時差は半日レベルで差がでてきます。
そのため会社でスマホが支給されている場合には、国内の日中、国内定時後も海外から連絡がくるため、24時間ずっとメールが届き続けるというストレスフルなケースもブラック企業だとなきにしもあらずですね。
そんな海外営業職ですが、平均年収はどれくらいあるのでしょうか?今回は各転職サイト等の検索機能を使って年収レンジの割合を出してみました。是非海外営業職に転職する際にはご参考にしてみてください。
調査対象媒体と前提
今回は、マイナビ転職、リクナビネクスト、en転職、そして30-40代を想定した enミドル転職を加えて、計4つを調べてみました。調査日は2019年11月14日になります。フィルタリングしたワードは「海外営業」であり、年収のフィルタリングを基に年収が〇〇以上、〇〇未満であればそのまま、〇〇未満がないケースが大半なので、その場合は数字を基に算出しました。
調査結果
各メディア(横軸)では、メディアごとの掲載数を基に割合を算出しております。但し、各メディアごとのサンプル数は掲載していません。理由は一部サイトの掲載数が少ないので、それを公にするとメディアがかわいそうでしたし、営業妨害にならないようにメディアごとには掲載数(サンプル数)は掲載していません。一方、総合の数字は年収(縦軸で)各メディアのサンプル数を合算してから割合を出しています。
調査結果を見ると、一番多いのは500-700万のレンジですが、これはenミドル転職のサンプル数が多いので影響を受けています。enミドル転職を除くマイナビ転職、リクナビネクスト、en転職だと一番多いのは300-500万のレンジでした。ちなみに特筆すべきは700-1000万のレンジが36%であり、これもenミドル転職の母数に引っ張られていますが、30代-40代を対象にしているenミドル転職のため、30-40代には現実的な高収入の道が期待できるといえます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。海外営業職への転職は想像以上でしたか?それとも思ったほどではなかったでしょうか?年収も大事ですが、海外営業の魅力は年収では語り切れないメリットがあります。本人の努力次第では、駐在の可能性もありますし、英語も堪能になるかもしれませんし、なにより異国の地でも営業ができるという、自分のビジネスの幅・市場を世界に拡げることができるようになるスキルアップは無双といえるかもしれないです。
会社によりますが、新卒や第二新卒では年収はあまり大幅なアップとはならない結果でしたが、30-40代にとっては年収をアップするチャンスともいえます。その分タフではありますが、マンネリ化している人はじめ、海外営業に挑戦されることをお勧めします。
さて、海外営業に関して興味のある方は、以下にやりがいや実態、転職等に関してまとめましたので、ご興味がある方は是非一読ください。
グローバル人材の転職ならTIER HR
TIERのグローバル人材転職支援サービス TIER HRでは、グローバル人材に特化した求人を多数お預かりしております。ご興味のある方は是非以下サービスサイトをご覧ください。ご連絡いただいた方にぴったりのグローバル求人情報をご提案いたします。