WooCommerce 商品設定・登録の手順

WooCommerceの商品に関する設定手順を解説します。

目次

商品の設定項目

WooCommerceのプラグインを実装すると、管理画面ではレフトサイドバーの中間あたりに「商品」という項目がでてきます。「商品」にカーソルをあてると「すべての商品」、「新規追加」、「カテゴリー」、「タグ」、「属性」が表示されたポップアップメニューが表示されます。これらを順にみていきましょう。

すべての商品:

これまでに作成した商品の一覧が表示されます。この一覧には、下書や非表示のものすべて含まれています。この一覧表示で修正や複製、削除等をしたい場合に、対象の商品にカーソルをあてるとデフォルトでは以下が表示されます。

編集 | クイック編集 | ゴミ箱 | 表示 | 複製 |

と表示されますので、読んで字の如くそれらをクリックして処理します。

新規追加:

商品の新規登録を行います。順番にみていきましょう。

1. 商品名を入力:

まず商品名を入力します。尚、入力すると、パーマリンク(ドメインから当該商品ページまでのURL)が表示されます。パンフレット商品名がそのまま表示されるため、日本語の商品の場合は、英語もしくはローマ字表記を編集することを推奨します(URLの見た目の問題)。

2. 商品説明の入力

次に、商品ページの下部に表示される文章を下図参考に該当箇所に入力をします。尚、上図にもある通り、商品ページは写真が上部左側、商品説明が右側及び下部の構成になっています。メインとなる上部右側にある商品説明は後半で入力します。ここでは商品ページの下部の説明欄を埋める作業になります。特にない場合はブランクでOKです。

3. 商品カテゴリーの設定

商品カテゴリーの設定では、一番最初に商品ページを作成する際は、まだ何もカテゴリーを作ってない状態のため、「未分類」のみ表示されデフォルトでチェックが入っています。そのため、「+新規カテゴリーを追加」をクリックしカテゴリーを追加します。そして、未分類はチェックを外します。尚、未分類にチェック入れなければ、フロント側で表示はされませんが、未分類をなくしたい場合は、後述するカテゴリー編集ページで変更可能です。

4. 商品データの入力

ここから商品の価格や在庫設定、送料、バリエーション等を設定していきます。

1.  一般

まず、商品データを下図の通り、ドロップダウンメニューから選択します。デフォルトでは「基本的な商品」のため、サイズやカラー等のバリエーションがない場合は、そのまま「基本的な商品」にし、バリエーションがある場合は「バリエーションのある商品」にします。ここではシンプルな通常の物理的な商品を販売する前提で進めます。次に価格を入力します。セールする場合は下段にセール価格を入力します。
*税抜か税込は別画面で設定するため、 設定した税表示に合わせて価格を入力します。

2. 在庫

続いて在庫設定をします。SKUには品番をいれます。「在庫を管理しますか?」にチェックを入れると、下図の在庫数等が表示されます。基本的には在庫管理はするケースが多いと思いますので、チェックを入れて入力していきます。「在庫低下を知らせる数値」に関しては、設定数字に至ると別画面で設定する指定アドレスに在庫アラートのメールが届きます。バックオーダーに関しては、在庫切れしているときに注文を受け付けるか否かの設定になります。

3. 送料

続いて送料設定です。送料では通常重量とサイズで料金が決まりますので、送料を有料にする場合は数字をいれておきましょう。送料区分では、別画面で設定した項目を選択します。例えば60サイズ、80サイズ、120サイズ等の実際の宅配サイズで使用している業者の金額を別画面で設定し、ここで例えば60サイズを選択しておくと、送料が60サイズで自動計算されます。無料にする場合は配送無料にしますが、実際には別画面で設定する必要がでてきますので別途説明いたします。

4. 関連商品

関連商品では、アップセルとクロスセルの両方を入れることができます。アップセルは本個別商品ページの下部にレコメンドとして表示されます。クロスセルは本商品をカートに入れると、カート表示画面でレコメンドとして表示されます。商品の最初の3文字を入れると候補が出てきますので、該当商品をクリックします。

5. バリエーションのある商品データ設定

カラーやサイズ等、バリエーションのある商品の設定においては、まず、下図の通り、「バリエーションのある商品」を選択します。在庫関連の設定項目においては、品番や在庫管理はブランクのままでOKです(親品番を設定したい場合は入れましょう)。 また、次のタブの送料も同様です。理由は、個別のバリエーションごとに設定するからです。

6. 属性

バリエーションのある商品では「属性」タブで属性の設定をします。まず下図の通り、「カスタム商品属性」を選択し追加を押します。次に、名前のボックスに設定したい軸を入力します。カラー、サイズ等。次に値の欄に、バリエーションを入力します。尚、必ず “|” で区切るようにご注意下さい。次に、「バリエーションのために使用」にチェックを入れます。そして属性を保存をクリックします。

7. バリエーションの設定

続いて下図の通り、バリエーションのタブをクリックし、「追加バリエーション」の横の「表示」をクリックします。

続いて、デフォルトのフォーム値を、先ほど属性で設定した項目から任意のものを選択します。次に、追加バリエーションの表示をクリックします。新しく行が追加がされるので、下図の通り、属性で設定した任意の項目を選択し、右側の下矢印をクリックします。

下の図の通り、まず画像アイコンをクリックし、商品画像をアップロードします。次に、SKU欄に品番、価格、在庫、送料と入力し、最後に「変更を保存」をクリックします。

同様に属性で設定したバリエーションの項目分だけ下図の通り同じ要領で設定していきます。

8. 商品画像・ギャラリー・簡単な商品説明を設定

最後に、下図の通り、商品画像、商品ギャラリーで画像を設定します。商品タグを入れたい場合はカンマ区切りで入力します。最後に簡単な商品説明に商品説明を行います。ここで注意が必要なのが、WooCommerceの商品ページのファーストビューは、下図に掲載している通り、左に画像、右に文章が入りますが、右の文章はこちらの簡単な商品説明になりますので、冒頭の商品説明欄よりもこちらをメインとして入力するようにしましょう。完了しましたらこれで一連の商品設定は終わりになりますので、いつも通り最後に「公開」(修正の場合は「更新」)をクリックして完了です。

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