世界でも最も勢いのあるECサイト製作サービス:Shopify

[dropcap]E[/dropcap]Cサイトを何で製作したらいいだろう、そんな悩みを抱えている人は少なくないと思います。日本国内だけでも探してみると、ECサイトを簡単に製作するサービスは実に多くあります。プログラマーでもないビジネスパーソンにとって、そのような時にポイントとなるのはいくつかありますが、内製するケイパビリティがなく、また予算が限られており外注できない場合などでは、特に①なるべくコーディングせずに製作できること、またその反面必要となる当該サービスの操作方法を覚える②学習コスト(こここでは特に時間を指します)が相対的にかからないこと、がポイントといえます。

そして、海外営業や海外マーケティングをする場合は、アクセススピードも重要なってくるため、少なくとも海外である以上、国内のサーバーではCDN等を使わない限りは不十分ですよね。そんなときお勧めのECサイト製作サービスが、現在世界で破竹の勢いでシェアを伸ばしているカナダの企業のShopifyです。

目次

Shopifyとは:

上記の悩み以外にも越境ECサイトをコストをかけずにプログラミング無しで簡単に担当チーム内で早く作りたい。そんな企業様にお勧めといえるサービスがShopifyです。もちろん日本語対応しており、従来型サイトの構築方法である、サーバーを契約して自分でプログラミングしてサイトを保守運用していく。といった手間を不要にした月額低料金のサービスです。

また、カナダの企業が作ったサービスであり、英語のサイトを作りこむうえでも、日本語サイトの構成やシステムを英語圏向けにカスタマイズする等、越境ECサイト構築に取り組む日本企業にありがちな多大な手間もかからないという重要なファクターも満たしています。数字でみていくとそのすごさが分かります。

  • 80万店:全世界で80万店舗がこのShopifyを活用してグローバルに販売している。
  • 100万人:全世界で100万人以上のアクティブユーザーがいる点からも、
    いかにサイト製作においてメリットがあるか数字として物語っている
  • 10兆円以上: shopify上での販売総額は10兆円を超えています。

それでは、いくつかの視点でレビューをしてみましたのでご紹介します。

製作容易性:

  • 多くの企業様にとってなにもよりも重要なことは、「ちゃんと簡単に製作できるか?」です。その点から内装されているプログラミング不要のビルダーの操作性は、ユーザービリティにおいて日本よりも2歩も3歩も先を欧米系サービスであることが実感できる位に容易である。また、通常のサイト製作では専門知識が問われるサイトの保守運用があるが、Shopifyがすべて行うため保守(メンテナンス)が不要であることも製作に加えて運用面も高評価である。

デザイン品質・工数:

  • 自分でゼロから作らなくても世界のデザイナーがデザインした無料のテーマから、よりビジュアルの美しい有料テーマまで100種類以上のテーマがある。自社でお金をかけずに製作したい企業様はデザイナーが社内にいないケースが多いため、そのような企業様にとって不要なコストをかけなくてよいため高評価といえる。

海外向けサイト視点:

  • Shopifyで製作するサイトのチェックアウト部分は50言語に対応している。必要時は気軽に翻訳できる点は良い。国内ベンダーのサービスは多言語対応等の機能を付けるためには追加オプションとして領域んが必要になることもあるためもその点からもデフォルトで機能が付いていることは望ましい。

価格:

  • よくある3プライスライン構成。結論として、29ドル、79ドルプランは高評価。但し、299ドルのプランは最初から選ぶ必要性はあまりない。
  • SSL証明書が最も安いBasicプランでも含まれている点は良い。SSL証明書はGoogleの検索アルゴリズムにおいて上位表示に影響を与えるひとつのファクターであるためユーザーのことを考えているといえる。
  • 最も高いAdvancedは送料の自動計算もあくまでUPSやFEDEX等から料金をチェックアウト画面で受け取り反映するというものであり、そこまで必要かといわれる疑問符が残り、総じて299ドルはあまり魅力的とは映らない。スタッフアカウント数が多い点が料金に反映されていると推察されるが、そのあたりからも記述してある通り規模の拡大フェーズ向けである。そのためサイトからの売上額が大きくなってきたら検討すればよい。間違っても高い方が良いのでは一念発起して299ドルプランを安易に購入することは推奨しない。
  • 中間の79ドル版もかご落ち対策の付加価値がアドオンされているため、ある程度の企業年数がある企業であれば取引手数料やコンバージョンがそれなりと想定できなら初回から選択することも合理的。
  • 最後に、29ドルのBasicは価格と機能面で先述のサイト製作やデザイン面のアドバンテージを考えると極めて費用対効果は高い良い値段といえる。


出所:SHOPIFY WEBISTE

いかがでしたでしょうか、もし興味が持てたらフリートライアルがあるので先ずは手を動かしてその操作性を確認してみて下さい。これは持論ではありますが、この手のサービスは経験上、学習コスト、特に手間がどれだけかからないかが重要であり、その意味では特に越境ECサイトや海外向けサイト等の海外向けのサイトを自社、あるいは自分で製作していきたいのなら一番お勧めといえますね。

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TIERは、Global、DX、HRの3軸により 大手企業から中小企業、民間企業から行政まで、海外展開に必要なサービスをワンストップで支援しております。海外マーケティングセールスからデジタルマーケティング、多言語サイトや越境ECサイト制作等の海外向けクリエイティブ制作、グローバル人材採用支援まで幅広く対応しております。お気軽にお問い合わせください。

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