[dropcap]B[/dropcap]toB企業の有効なSNS手段としてLinkedInの活用が挙げられます。サービス立ち上げ当初時には複数の書籍等が出る等、一定の注目を浴びていましたが、それ以降というものBtoBに限らず利用者の多いFacebookやTwitter、Instagram、Pinterest等が何かと注目を浴びています。そのようなこともあり、Linkedin=ビジネス向けのSNS、といった内容以上にあまり知られていないのが実情です。法人がLinkedinを活用する目的として、主にブランディングやマーケティング、営業、人材採用の4つに区分されます。輸出のための販路開拓も含めて海外でビジネスをする上では有効な方法のひとつであるため、今回は実務視点から法人ページを作る方法や留意点をご紹介いたします。以下は2017年4月時点で纏めたものになります。最新の情報を知りたい場合は、Linkedinのサイトに直接アクセスし確認しましょう。
前提(事前確認事項)
・ 作成予定の法人ページが既に作られていないこと
・個人の LinkedIn プロフィールが実名で設定済み
・プロフィールの設定後 7 日以上経過
・プロフィールスコアが「中級」か「プロ」レベル
・複数人との繋がりがある。
・現在その会社の社員かつ役職がプロフィールの「職歴」に記載
・会社がその会社に固有のメールドメインを使用
・会社のメールアドレスが LinkedIn アカウントに追加されていて承認済み
*会社のメールアドレスに関して
NG: 配信用 or 役割別 (例: webmaster@、info@、admin@ など)
OK: 個人用 (例:tom@abccompany.com)
その他留意点
a) 1 ドメインで複数の会社ページの作成は不可
b) gmail.com または yahoo.com などのフリーメールアドレスは不可
*会社に固有のドメインがない場合は、会社ページの代わりにグループを作成することは可能
手順
1. 画面右上にある「その他」から「会社ページを作成」をクリック
2. 会社の正式名称と会社で使用しているメールアドレスを入力
3. チェックボックスをオンにし、[続行] ボタンをクリック
*会社のメールアドレスが LinkedIn でまだ確認されていない場合、LinkedIn の確認メッセージはそのアドレスに送信されるため、 メッセージの指示に従ってメールアドレスを確認し、会社についての情報を入力。
4. 会社の説明 (250-2000 文字) と Web サイトの URL を入力
運用・編集
1. 右上アイコンの「あなた」から「管理」直下にある「会社ページ:xxx」をクリック
会社ページ説明:
「アップデート」(管理画面のデフォルトページ):
投稿ページ
「概要」:
会社プロフィール欄(概要、専門分野、住所、会社規模、URL等
「統計データ」:
インプレッションやクリック数等
「お知らせ」:
投稿に対するソーシャルアクション(いいね、シェア、コメント等)