[dropcap]多[/dropcap]言語サイトを構築しようと思った際に、どのような方法があるか気になる方も多いかと思います。今回は多言語サイト構築にはどのような方法があるかご紹介していきます。是非お役立てください。
CMSを使うか否か:
まず、多言語サイトを構築を検討する際の最初の分岐点として、CMSを使うか否かという点があります。CMSの対極の方法が、HTMLやCSS、Javascript等、コーディングを駆使してスクラッチでサイトを立ち上げる方法です。結論から申し上げるとCMSを使う方法を推奨しますが、ここでCMSを使わないとどうなるか考えてざっくりポイントだけ押さえておきましょう。
ポイントは運用の手間とコスト:
CMSを使って多言語サイトの機能を実装するような場合と比べて、CMSを使わない場合には、各言語ごとのサイトURLをどうするのか、そして各言語のフォルダごとに個別に管理していく必要があります。面倒くさいですよね。もちろんCMSを使用する場合でもプラグイン等を使わないで自分で行うにはこのようなアナログな作業が付きまといます。例えば、下層にファイルをつくるサブディレクトリ式やサブドメイン、あるいは.jpや.usといった国別コードトップレベルドメイン(ccTLD :country code Top Level Domain)で対応するという方法が代表的な方法です。但し、これらはテクニカルな部分であり本来の目的の多言語サイトで集客する、コストをなるべくかけないで運用するといった、よくある要望の観点からはあまり本質ではありません。
やはりCMSがお勧め、その中でも代表格はワードプレス:
その意味で検討すべき・視野に入れるべきキーポイントとして、運用面が挙げられます。基本的に規模の大きな企業でない限りは、社内にデザインのできる人がいても、コーディングまでできるという企業は少ないです。私たちのお客様であるメーカー様や小売・サービス業で基本的に自分たちでコーダーがいるというケースは極めてまれです。そのため、誰が製作するにしても、運用が容易である必要があります。外部に委託する場合でも運用の手間が多いとその分だけ人件費として請求されてしまいますから、そう考えるとやはりCMSを使用した方が、自分たちで運用もできる可能性も高くなるためCMSを使うことがおすすめといえます。そしてCMSといえば世界シェア50%を超えるWordpressですよね、そしてそのWordpressにおいて多言語サイトの構築と言えば、必ず候補として挙がってくるのがWPMLプラグインですね。
WPML:
ではなぜWPMLの名前があがるのか、ポイント4つです。先ずは先述している運用面から、プラグインで簡単に実装できるということ、2つ目に、実装後の実際の多言語入力がボタン数回で入力着手ができます。3つ目にEC(woocommerce)にも対応している為、越境ECサイト構築にも使える拡張性です。そして最後に、多くの有名どころのテンプレートと連動していることです。
ブランド力や機能性から当然に無料ではないですが、年間で29ドルからなのでコストも月で数百円程度なのでないに等しいといえるでしょう。更には30日キャンセルできるトライアル期間があるので、操作してみて自分に合うか確かめてみるとよいですね。良いウェブサービスは品質に自信があるのでフリートライアルは当たり前になってきていますね。是非そのようなサービスを見極めて、まずは体感してみることがポイントです。
出所:WPML website
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