変数、変数に値を入れる代入、そしてその値の型を確認する方法をサンプルコードと併せて解説します。
変数と代入とは
プログラミング言語における「変数」は、よく言われるように「一時的に保存しておくための箱」だと覚えましょう。例えば、以下の1つ目のケースではnumberが変数名であり、numberという変数の箱に1という数字を入れているケースです。そして、この「=」の右側のモノを左の変数のハコにいれることを「代入」と言います。数学のような「イコール」同じという意味ではないので注意しましょう。同様にもう一つ例は、mojiretsuという変数名の箱に「文字列」という言葉を代入しています。
number = 1 mojiretsu = '文字列'
型とは
プログラミング言語には基本的に「型」というものがあります。主に以下の型があります。
種類 | 意味 |
int | 整数 ex. 1 |
float | 小数 ex. 3.14 |
stri | 文字列 ex. あいうえお |
bool | 真偽値 (True or False) |
list | リスト(複数の値を纏めたもの) |
dict | 辞書 (= ラベル付きリスト) |
tuple | タプル( = 変更できないリスト) |
型確認とは
変数の中身の値がどのような型かを確認すること。typeというpythonの組込関数を使用します。先ほどの変数numberに1を代入したケースでtype関数を用いて型をみてみましょう。
>>> number = 1 >>> print(type(number)) <class 'int'>
intと表示されています。つまり先ほどの表と照らし合わせると整数だとわかりますね。では、もう一つのmojiretsu変数に「文字列」を代入した方の型を確認してみましょう。
>>> mojiretsu = '文字列' >>> print(type(mojiretsu)) <class 'str'>
こちらはstrと表示されています。表を確認すると文字列だと分かりますね。
以上、変数と変数に値を入れる代入、そしてその値の型を確認する方法でした。