WordPress | ティア https://tiero.jp/magazine グローバル人材向けマガジン Tue, 14 Mar 2023 02:52:51 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://tiero.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/02/cropped-cropped-favicon-32x32.png WordPress | ティア https://tiero.jp/magazine 32 32 多言語サイト制作時のポイント – ドメイン編 – https://tiero.jp/magazine/tagengo-website-domain/ Sat, 02 Jul 2022 06:33:59 +0000 https://tiero.jp/magazine/?p=4400 多言語サイトを制作する場合に、注意しておきたい点は多数あります。 本記事は、「多言語サイトを制作することが決まった事業会社の担当者さん」を想定して、日々の業務で忙しい中、サイト制作を外注する際に失敗しないように念頭に入れ …

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多言語サイトを制作する場合に、注意しておきたい点は多数あります。

本記事は、「多言語サイトを制作することが決まった事業会社の担当者さん」を想定して、日々の業務で忙しい中、サイト制作を外注する際に失敗しないように念頭に入れておくべきことについて、要点を絞り解説するシリーズです。業者に丸投げで失敗しないように注意しましょう。

今回は、「多言語サイトのドメインはどうすればいいの?」そんなお悩みを解決する内容になります。内容を正しく理解できるように以下の順番で説明します。

尚、本内容は越境ECサイトにもあてはまります。越境ECサイトを制作予定の方もご参考ください。

ドメインとトップレベルドメインの理解

先ずは内容を理解するために必要な「ドメイン」と「トップレベルドメイン」についてざっくり理解しましょう。「ドメインは.comとかのあれでしょ?」「あ~URLのことね」等々思う方も多いかと思いますが、トップレベルドメインになるとハテナになる人もいるかと思います。以下ご確認ください。



example.jpを例に考えると、example.jpがドメイン、.jpがトップレベルドメインになります。ここではそれぞれの位置と「ドメインってドットで分けて考えるのね」とざっくり理解しておけばOKです。

トップレベルドメインの種類の理解

続いてトップレベルドメインの種類について確認します。ここが多言語サイトのドメインについて考える最初の検討ポイントになります。大きく二種類あります。冒頭の図にあったccTLDとgTLDです。

小難しそうなアルファベットが出てきましたが、TLDは単にトップレベルドメインの頭文字で、ccはCountry Code(国のコード)を指します。gはGenericであり、(分類上の)「属する」の形容詞です。よく汎用、分野別という言い方がされているので、上図ではそちらの表現に合わせています。それではどちらのドメインにすべきか各々のポイントを確認していきましょう。

ccTLDについて

概要

国ごとに割り当てられるトップレベルドメインです。例に挙げたexample.jpはJapanのjpですね。なので、日本に割り当てられたトップレベルドメインが.jpです。米国の場合は、.usになりです。シンプルで分かり易いですね。

メリット

先ずメリットをみていきましょう。

  • Google検索ロボットは、ccTLDをみて当該サイトはccTLDの国向けであると判断(紐付ける)するため国が1カ国のみで決まっている場合はSEO視点から良い。
  • 対象国ごとに当該国のccTLDを取得することで、サイトを分けて運営することができるため、その観点においてはオペレーションは楽。
    ※但し、独立したサイトを複数運用することになるため天秤にかける必要はある
  • サーバーの設置場所により、本来の意図とは異なる国へターゲティングされる等のリスクをミニマイズできる。
    ※但し、昨今はGoogle側もサーバーのロケーション視点による地域ターゲティングへの影響はあまりないと言及している。

デメリット

次にデメリットをみていきましょう。

  • SEO視点では1カ国に市場が限定される。
  • 現地居住者や法人、団体等でないと取得できないccTLDも少なくない。
  • gTLD(.com等)と比べて高価(但し、年間利用料で数千円程度)

gTLDについて

概要

汎用型のトップレベルドメインです。よく見かけるドメインの定番である.com。これは商業用途を想定したものです。察しの良い方はお気づきかもしれませんが、comは、commercialからきています。

また、もう一つよく見かけるのが.orgです。これもorganization(組織)を指します。元々は、非営利の組織を指していましたが、自由に使えるので営利でも使っている人もいますよね。

メリット

  • Google Search Consoleのインターナショナルターゲティングを設定することできるため、ターゲット市場の国を集客/SEO視点で自由に設定できる。
  • ccLTDより相対的に安い
    ※但し、前述の通り金額は知れている

デメリット

  • ccTLDの場合、ターゲット国での検索結果には優先して表示されるため特に考える必要はないが、gTLDの場合、ユーザー視点では、自分/自社地域向けのコンテンツなのかURL構成から判断できない可能性がある。
    ※但し、ユーザーのブラウザ環境やページのコンテンツを基に上位表示の判断をするGoogleのその他シグナルの方がより本質的であり、検討するにしてもNice to have(あったらいいね)レベルの項目といえる。

ccTLDとgTLDどちらにすべき?

さて、各々概要とメリット・デメリットをみてきましたが、正直ピンとこないのでないでしょうか?それもそのはずで自社の現状と目的によって同じことでもメリットにもデメリットにもなるからです。

ここからは「自社にとって」多言語サイトのドメインはどちらがいいのかを検討していきましょう。検討の視点や入り口は様々ですが、今回は検討しやすい入り口として次の質問から考えてみましょう。。ポイントは、デメリットを見て自社の現況、既存の制約条件を照らして消去法で考えると機械的に粛々と決まるのでお勧めです。

Q 既存サイトは日本のccTLDか?

先ず、既存サイトが日本のccTLDかを確認しましょう。.co.jpと.jpのどちらかですか?

YESの場合

もしYESであれば、相対的にはgTLD(.com等)の新規取得を推奨することになります。なぜなら、前述のメリット・デメリットに記載の通り、SEO視点では相対的には日本向けとして位置づけられるからです。

NOの場合

もしNOであれば、次の選択肢が現実的な選択肢として挙げられます。

  1. 新規で現地のccTLDを取得(例:米国市場をターゲットとする場合に.us)。
  2. 既存のgTLDを活用し「サブドメイン」or 「サブディレクトリ」方式で対応。
    ※後工程の検討プロセスのため後述します
  3. 新規でgTLD(例:example-japan.com)を海外向けに取得
  4. 既存のccTLDを活用し「サブドメイン」or 「サブディレクトリ」方式で対応。
    ※コンテンツが充実し有効なリファーラルが多数ある場合やその他経営上の方針/制約等による場合等

それでは順番に見ていきましょう。

1. 新規で現地のccTLDを取得(例:米国市場をターゲットとする場合に.us)。

こちらは意図は明確です。SEO的には最も良いといえます。但し、以下3点が前提です。

  1. ターゲット国を1カ国に絞り込んでいること
  2. 現地ccTLDの取得要件を満たしていること
    ※現地法人がある等、あるいはなくても取れる等
  3. 別途新たにサイト運用することになるためリソース/キャパがあること

特に中堅・中小企業の場合は、この方法はあまり多くありません。主な理由として、国ごとに制作・運用するにはリソースの観点からあまり余力がないことが挙げられます。

次、海外も特定国ではなく賛否はあるとして「欧米、中国とASEAN」等の間口を広げた戦略を取る傾向にあるためです。

最後に、国内サイトがしっかり集客できていない中で、海外向けサイトを予算をかけて精緻に対応できない、あるいは上層部が許可しない等の声も少なくありません。

2. 既存のgTLDを活用し「サブドメイン」or 「サブディレクトリ」方式で対応。

こちらは上記の中でもより現実的かつ妥当な選択肢の一つです。普通に考えれば、①のccTLDを新規で取得する方法を採用しないのであれば、これが次にSEO視点では望ましい(TLDの比較においては)と言えます。しかし、このような場合でも問題になるケースも少なくありません。大きく3点あります。

  • サイト構成に起因するコストの問題
    遥か昔に制作したサイトであり、工数、予算面でカスタマイズするにはかなり高額になるため、新しくサイト制作した方がコストが大幅に安くなる場合が挙げられます。レガシー問題ですね。
  • 国内サイトへの影響リスク回避
    次に、現状の国内向けサイトは検索順位もかなり良いので、ドメインパワーを活用できる可能性があるが、それよりも変にいじってSEOを悪化するリスクは回避したいというケースです。ここはきちんとやれば問題ありませんが、検索に影響を与えるシグナルは数百あると言われ、ほんの一部しか公開されていないので誰も知らない以上、確かに不安になる気持ちは分かりますよね。
  • 既存サイト制作・運用業者との問題
    最後に、既存の国内サイトを制作・運用している業者との契約があるため業者が難色を示すケースです。理由は大きくは契約上の問題と、国内サイト制作者に海外向けサイトを制作するノウハウがないことに起因します。国内サイトの業者からすると、外部のサイト制作者に色々と踏み込まれるのも困る理由等から、総じて契約や関係性の問題から断念するケースも決して少なくありません。

上記視点で特に問題なければゆ妥当な方法のひとつといえます。

3. 新規でgTLD(例:example-japan.com)を海外向けに取得。

こちらは中堅・中小企業において実は非常に多いケースです。やはり先述の国内サイトの構成や、既存の国内サイトの業者との契約・関係性の問題から、新たにサイトを制作することが業者に依頼する際には既に所与となっているケースです。

現状のドメインを使用せず、新規で現地のccTLDが取得できないとなれば、これが一択になるというケースです。

Google Search Consoleを使用することでターゲット国を指定することもできますし、グローバル全体を対象に地域ターゲティングをしないこともできます。また、完全にサイトが独立しているため、特にサブディレクトリ採用時の分析の難易度等もありません。故に、中堅・中小企業でよくみられるケースといえます。

4. 既存のccTLDを活用し「サブドメイン」or 「サブディレクトリ」方式で対応。

最後にこちらのパターン。ccTLDを基に海外向けに多言語化するのはコンテンツマーケティングやリファーラルによるドメインパワーを無視すれば、(つまりTLDの比較だけにおいては)選択肢としてはありません。但し、ドメインパワーが強力なのであれば、流用する方法も必ずしも間違いではありません。このあたり現状の国内サイトをしっかりと分析することで初めて建設的な議論が可能です。

特にターゲット国がない場合はどうすればいいの?

さて、TLDにおける最後の視点として、一部重複しますが重要な点なので再度取り上げます。一般的に日本の企業が海外展開を始めて行う際は、国にあたりがついていたとしても、早々からその国一点突破で他は狙わないとする戦略を取る企業は正直多くありません。ランチェスター戦略的にはNGですが、テストマーケティングフェーズでもあり、テストマーケティング完了の見極めも難しいからです。そのため実務的には英語サイトは欧米向け、中国語サイトは中華圏向けとするようなグローバルサイトに近い形での運用が多いです。そのような場合にTLDはどう考えればいいいのか?

先ずccTDLは外れるのは分かると思いますが、結論はgTLDでGoogle Search Consoleで地域ターゲティングをしないという形になります。これは、Googleも公式サイトで言及しています。以下抜粋です。

複数の国をサイトのターゲットに指定している場合は、インターナショナル ターゲティング レポートを使用しないでください。たとえば、モントリオールのレストランに関するサイトでカナダをターゲットに設定するのは妥当ですが、フランス、カナダ、マリのフランス語を話すユーザーも対象にするサイトで、カナダをターゲットに設定するのは問題があります。

TLDの検討における結論

以上内容から自社に当てはめて考えた場合に方向性は見えてきたのではないでしょうか?おさらいとして主な検討項目を下記します。

  • 既存国内サイトのドメインが日本のccTLDか否か?
  • ターゲット国は1カ国のみか?
  • ccTLDの取得要件を満たしているか?
  • 自社のドメインパワーが強力か?
  • 国内サイトの構成は問題ないか?
  • 国内サイト制作/運用業者との契約に問題はないか?

以上を基にTLDについて検討してみて下さい。

サブドメインかサブディレクトリか?

さて、先ほどから出てきている次の検討視点としてサブドメインかサブディレクトリかを検討するフェーズです。対象は、既存TLDを活用するケースです。そのため現地向けに新規でccLTDを取得するのであれば、この検討プロセスは不要です。新規ccLTDを取得した企業が関係してくるケースがあるとすれば、当該ccLTDのドメインパワーがとても強力である前提ですが、更に次の新しい国への展開を検討するにあたり、当該ccLTDを多言語化するケースです。

サブドメイン/サブディレクトリの概要

それでは各々についてざっくり理解しましょう。以下ご確認ください。

ドメインがexample.comの場合、サブドメインは、example.comの先頭に例えば英語圏向けにen(Englishのen)をドットで繋いだものになります。一方のサブディレクトリは、既存のドメインの直下のディレクトリ(フォルダ)を設置してディレクトリ名をenにするケースです。

次にメリット・デメリットを確認しましょう。主なポイントは次の通りです。

サブドメインのメリット・デメリット

メリット

  • ドメインを新規取得する必要がない
  • サイト分析が容易
  • サイトの分割が容易

デメリット

  • 元となるドメインパワーは引き継げない
    ※内部リンクによる影響もさほどではない
  • ゆえに検索結果までの表示が相対的に時間がかかる
  • 新規サイトの位置づけのため運用開始までの手間とコストがかかる

サブディレクトリのメリット・デメリット

メリット

  • ドメインを新規取得する必要がない
  • 新規でサイトをする必要がないため運用開始が早くコストも最小限
  • 元のドメインパワーにより検索結果までの表示が早い
  • 元のドメインパワーが強化される
    ※上記2ついずれもサイトの専門性を担保し続けた場合

デメリット

  • サーバーは、元ドメインで使用しているサーバーしか使えない。
  • (多言語サイト用途では)サイト分析が容易ではない
  • サイトの分割が相対的に容易ではない

サブドメイン、サブディレクトリの結論

上記メリット・デメリットを参考に各社判断していくことになりますが、一般論での正解はなく、自社の戦略と現状に次第でどちらが妥当かは決まります。それでも判断が難しい場合には、以下2つの視点をご参考ください。

1. データ分析なしでサイト改善はできないこと

多言語サイトの特性からサブディレクトリの場合分析が難しいです。国内サイトのドメインの下層ディレクトリに入っているためトラッキングするには何かと複雑になります。そのため、データドリブンの企業であれば、サブドメインを起用するという考えもありです。

2. コストや手間を減らし、ドメインパワーを強化していきたい

サブドメインは実質一つサイトを新たに運用することになります。そのため、コストと手間が発生します。リソース面から懸念がある場合はサブドメインの方が良いでしょう。また、国内サイトのドメインパワーがあまりない場合で、引き続き国内市場がとにかく大事という方針や経営資源の傾斜配分であればサブディレクトリの方が望ましいとも言えます。

終わりに

さていかがでしたでしょうか。ドメインって奥が深いですよね。今回は多言語サイトの視点からのドメインについてでした。もしサイトの多言語化や多言語サイトの制作を検討されていて相談したい企業様は、いつでもティアまでご連絡下さい。ティアの多言語サイト制作依頼はこちら

みなさんにと少しでもお役に立てれば幸いです。

ご参考:Google公式サイトの多言語サイトにおける見解

 

 

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【Quick Tips】 All In One SEOのサイトマップがサーチコンソールでエラーになるときの対応 https://tiero.jp/magazine/quick-tips-all-in-one-seo-sitemap-issue/ Fri, 24 Jun 2022 05:35:34 +0000 https://tiero.jp/magazine/?p=4369 All in One SEOのサイトマップの設定により、グーグルサーチコンソールにてサイトマップを読み込ませる際にエラー(URLが読み込まれない)となった原因を一つご紹介致します。色々試行錯誤しても解決しない時に是非試し …

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All in One SEOのサイトマップの設定により、グーグルサーチコンソールにてサイトマップを読み込ませる際にエラー(URLが読み込まれない)となった原因を一つご紹介致します。色々試行錯誤しても解決しない時に是非試してみてください。もしかしたらこれが原因かもしれません。対応は至って簡単です。

All In One SEO管理画面のサイトマップのページからSitemap SettingsのEnable Sitemap IndexesをDisabledにするだけです。1000以上indexがある場合はオンにすることを推奨されていますが、純粋なページでそこまで行くサイトは少ないと思いますので、大半のサイトはこちらを試してみるのも一案です。

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WordPress投稿ページの作成 https://tiero.jp/magazine/wordpress-post/ Fri, 27 Mar 2020 16:02:45 +0000 https://tiero.jp/magazine/?p=2885 Contents 1. Classic Editorで使い慣れた従来のエディターを使用2. 投稿ページ項目一覧3. 投稿一覧4. 新規追加5. カテゴリー6. タグ1. Classic Editorで使い慣れた従来のエデ …

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Contents
  1. 1. Classic Editorで使い慣れた従来のエディターを使用
  2. 2. 投稿ページ項目一覧
  3. 3. 投稿一覧
  4. 4. 新規追加
  5. 5. カテゴリー
  6. 6. タグ

1. Classic Editorで使い慣れた従来のエディターを使用

WordPressの作成方法を解説します。尚、こちらは従来のエディター画面を利用するためにClassic Editorのプラグインの利用を前提としています。新エディターが嫌いな人や従来の方が慣れている方はプラグインを入れましょう。

2. 投稿ページ項目一覧

下図の通り投稿ページの作成に関する項目は、投稿一覧、新規追加、カテゴリー、タグの4つで構成されています。順番にみていきましょう。

3. 投稿一覧

投稿一覧では、下書きを含むこれまでの投稿が一覧表示されています。編集や削除等をしたいタイトルにカーソルをあてると下図の通り、作業項目がポップアップ表示されるので適宜行います。

4. 新規追加

新規追加では新たに投稿ページを作成します。よくあるブログの管理画面と同じで、タイトルを入れて本文を適宜入力していきます。またカテゴリーも適宜設定し、アイキャッチ画像を付けたい場合は、「アイキャッチ画像を設定」をクリックして画像を設定します。最後に公開をクリックして完了です。

5. カテゴリー

カテゴリーでは、カテゴリーの新規作成や編集が可能です。新規作成では、下図の通りに、名前とスラッグを入れて、カテゴリーに主従関係をつけたい場合は親カテゴリーを選択し、最後に「新規カテゴリーを追加」をクリックすれば完了です。

6. タグ

タグも上記カテゴリーと同じ構成のため割愛します。

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WooCommerceの設定方法 https://tiero.jp/magazine/woocommerce-setting/ Fri, 27 Mar 2020 06:57:03 +0000 https://tiero.jp/magazine/?p=2825 WooCommcerceの各種設定を解説します。項目ごとに順番にみていきましょう。 Contents 1. ダッシュボード2. 注文3. クーポン1. クーポンの新規追加4. 顧客5. レポート6. 設定1-1. 一般 …

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WooCommcerceの各種設定を解説します。項目ごとに順番にみていきましょう。

1. ダッシュボード

ダッシュボードでは、アナリティクス情報が表示されます。

2. 注文

注文では注文一覧が表示されます。新規注文の確認や注文の処理等は、下図の通り注文番号をクリックします。

注文詳細がわかりますので、注文内容を確認の上、適宜別途返信等各社の通常のオペレーションに沿って対応します。下図右側の注文操作に関しては、個別にメール送信等をするのであれば特に対応は不要です。手配が完了したら下図の通り完了にします。

3. クーポン

クーポンの新規発行及び編集、削除等を行います。「クーポンを追加」をクリックすると新規発行ができます。修正したい場合は各種コードを選択します。

1. クーポンの新規追加

クーポンは一般、利用制限、使用数制限の3項目を設定していきます。

1. 一般

①クーポンコードを入力します

②ディスカウントのタイプを選びます

③クーポンの発行枚数を決めます

④クーポン利用で輸送費無料にするか決めます(無料にする場合は✔を入れます)

⑤クーポンの期限を入力します

2. 利用制限

①クーポン対象となる下限額を設定

②クーポン対象となる上限額を設定

③クーポンの組み合わせ利用可否を決めます
– 不可(単独利用のみ)の場合は✔を入れます

④セール品を除外にするか決めます
– 除外にする場合は✔を入れます

⑤対象商品を絞る場合は製品名を入れます

⑥除外商品がある場合は製品名を入れます

⑦対象カテゴリを絞る場合はカテゴリ名を入れます

⑧除外カテゴリがある場合はカテゴリ名を入れます

⑨対象メールアドレスを絞る場合はメールアドレスを入れます

3. 使用数制限

①クーポン使用の上限回数がある場合は入れます

②クーポン割引対象の商品点数上限。すべてに対応の場合は空欄にします

③1ユーザー当たりのクーポン使用の上限回数がある場合は入れます

④公開をクリックして完了です

4. 顧客

顧客情報が一覧表示されています。各顧客の名前をクリックすると詳細がわかります。

5. レポート

レポート画面では、売上情報がわかります。下図の通り、日別、商品別、カテゴリ別等様々な切り口で分析が可能です。またCSVのエクスポートも可能です。

6. 設定

設定ではECに必要な各種設定を行います。

1-1. 一般 – 住所

最初に住所入力欄があります。税金や送料自動計算をアドオンで表示させたい場合は入力します。そうでなければ入力は不要です。

1-2. 一般 – 基本設定

下図の通り、販売する国を設定します。越境ECにしない限りは、販売展開地域を「特定の国販売する」、特定国に「日本」を入力、配送可能地域は、「販売するすべての国に出荷する」、お客様の基本地域は、「デフォルト地域なし」にしましょう。税金を自動計算で表示させる場合は「税金を有効化」にチェックを入れます。クーポンを使いたい場合は「クーポンを有効化」にチェックを入れます。

1-3. 一般 – 通貨オプション

最後に通貨設定をします。国内販売であれば以下の通りに設定し、最後に「変更を保存」をクリックして完了です。

2-1. 商品 – 一般

商品タブの一般設定では、大きく3つに分かれています。ショップページ設定は基本下図の通りでOKです。プレースホルダー画像は商品画像がない場合に表示される画像です。任意で設定しましょう。

単位に関しては、自社商品に合わせてデフォルトを設定しておきます。

レビューを入れたい場合はレビューにチェックを入れます。

2-2. 商品 – 在庫

在庫管理をする場合にチェックを入れます。個別商品ではなく全体の話です。在庫保持は基本空欄でOKdesu。在庫通知は在庫低下、在庫切れ両方を任意で設定できます。設定したい場合には下図の通りチェックを入れましょう。通知受信者はそれらアラートメールの送付先メールアドレスになります。次に在庫低下・切れ両方の各数値を任意に設定します。在庫切れの表示にチェックを入れると、在庫切れの商品が商品カタログには反映されなくなります。個別商品ページでの在庫量表示有無を、在庫表示形式から選択します。

3-1. 送料 – 配送オプション

送料設定では、配送オプションがベースとなる設定のため、先に配送オプションから行います。下図の通り、配送オプションタブをクリックします。ここでは送料無料のケースで解説します。送料無料なので、「 カートページの送料計算機を有効化」のチェックは外します。「住所が入力されるまで、送料を隠す」はチェックを入れておきましょう。カート画面で絵面が悪く見えます。配送先は任意に設定します。ちなみに決済画面の絵面だけで考えると「強制的に請求先に商品を配送する」方がかえってユーザーフレンドリーだったりもします。デバッグモードはよくわからないという人はデフォルトのままでOKです。

3-2. 送料 – 配送クラス

送料無料の方法は複数ありますが、ここでは配送クラス及び後述する無料プラグインを使った方法をご紹介します。下図の通り、今度は「配送オプション」ではなく「配送クラス」をクリックします。右下の「配送クラスを追加」をクリックし、送料区分に無料配送がわかる任意の名前を入力します。スラッグも任意(英語またはローマ字の方が見た目が良い)に設定します。説明は特にブランクでOKです。

次に商品個別ページに移動します。商品データの設定エリアにおいて、送料タブから送料区分を先ほど設定した項目を選択し保存します。尚、バリエーションのある商品に関しては、バリエーション設定画面からバリエーションアイテムごとに送料区分を設定します。尚、商品ページ一覧から一括編集すると時短です。

3-3. 送料 – Advanced Free Shipping

続いてプラグインをインストールします。管理画面>プラグイン>新規追加をクリックし、検索ボックスに Advanced Free Shippingと入力します。下図のプラグインがでてきたら「今すぐインストール」をクリックし、ボタンが「有効化」に変わったらクリックします。

プラグインのインストールが終わったら、再度WooCommerceの送料設定画面にいき、下図の通り、今後はAdvanced Free Shippingをクリックします。無料配送機能を有効化するために、有効化/無効化にチェックを入れて有効化します。次にHide other shippingもチェックを入れます。こちらはチェックを入れることをフロント側の絵面的に推奨します。

次にAdd Free Shipping rateをクリックします。

下図の通り、任意のタイトルを入れます。次に3つ設定をします。まず一番左側は、Contains shipping classを選択します。中央はEqual to、右側は配送クラスで設定した項目名を選択し、公開を押して完了です。

4. 決済

続いて下図の通り、決済タブをクリックします。決済タブでは決済として使用したい項目を選択します。基本的にはクレジットカード払いが多いと思いますので、クレジットカード対応の決済サービスと契約してシステム連携します。お勧めはStripeです。Paypalのように画面遷移することなく、またユーザーがPaypal会員になることなくクレジットカード決済ができるからです。Stripe等の外部決済サービスの設定はここでは割愛します。変更したら最後に最後に変更を保存して完了です。

5.アカウントとプライバシー

「アカウントプライバシー」タグをクリックします。基本的には平易な内容ですので希望する者はチェックを入れていきましょう。ポイントはアカウント登録を表向きにどこまで対応するかになります。セキュリティ面を考えると基本的にアカウントを積極的にPRしないことを推奨します。ユーザービリティと天秤にかけて会社の方針で決めましょう。以下は一例です。

次に、プライバシーポリシーのページをリンクさせましょう。登録及び購入処理においては任意で設定します。

個人データの保持に関しては、個人データの保持の期間を設定します。セキュリティ対策を講じていれば顧客データは資産なので大切に管理しましょう。その場合、以下の通りデフォルトのままでOKです。最後に変更を保存して完了です。

6.メール

「メール」タブでは各種メールの内容と送信元や転送先等を設定します。該当メールをクリックすると適宜修正が可能です。この内容に頼らずに個別にメールやりとりをするのであればこれらをすべてオフにすればOKです。オフにする方法は該当メールをクリックし、有効化/無効かのチェックを外して保存すればOKです。

次にスクロールダウンして下部までいくと下図の通り、メールテンプレートを変更することができます。好みに合わせてカスタマイズしましょう。最後に変更を保存して完了です。

7. 日本対応

WooCommerceは国産ではないため、日本向けに対応するために「Japanized For WooCommerce」とうプラグインを実装します。ここで希望があれば適宜チェックを入れてアップデートしましょう。但し、バグが起きる可能性もあるため、必須でなければ最低限にとどめておきましょう。

 

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WooCommerce 商品設定・登録の手順 https://tiero.jp/magazine/woocommerce-products-setting-registration/ Fri, 20 Mar 2020 16:34:16 +0000 https://tiero.jp/magazine/?p=2787 WooCommerceの商品に関する設定手順を解説します。 Contents 商品の設定項目すべての商品:新規追加:1. 商品名を入力:2. 商品説明の入力3. 商品カテゴリーの設定4. 商品データの入力商品の設定項目 …

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WooCommerceの商品に関する設定手順を解説します。

商品の設定項目

WooCommerceのプラグインを実装すると、管理画面ではレフトサイドバーの中間あたりに「商品」という項目がでてきます。「商品」にカーソルをあてると「すべての商品」、「新規追加」、「カテゴリー」、「タグ」、「属性」が表示されたポップアップメニューが表示されます。これらを順にみていきましょう。

すべての商品:

これまでに作成した商品の一覧が表示されます。この一覧には、下書や非表示のものすべて含まれています。この一覧表示で修正や複製、削除等をしたい場合に、対象の商品にカーソルをあてるとデフォルトでは以下が表示されます。

編集 | クイック編集 | ゴミ箱 | 表示 | 複製 |

と表示されますので、読んで字の如くそれらをクリックして処理します。

新規追加:

商品の新規登録を行います。順番にみていきましょう。

1. 商品名を入力:

まず商品名を入力します。尚、入力すると、パーマリンク(ドメインから当該商品ページまでのURL)が表示されます。パンフレット商品名がそのまま表示されるため、日本語の商品の場合は、英語もしくはローマ字表記を編集することを推奨します(URLの見た目の問題)。

2. 商品説明の入力

次に、商品ページの下部に表示される文章を下図参考に該当箇所に入力をします。尚、上図にもある通り、商品ページは写真が上部左側、商品説明が右側及び下部の構成になっています。メインとなる上部右側にある商品説明は後半で入力します。ここでは商品ページの下部の説明欄を埋める作業になります。特にない場合はブランクでOKです。

3. 商品カテゴリーの設定

商品カテゴリーの設定では、一番最初に商品ページを作成する際は、まだ何もカテゴリーを作ってない状態のため、「未分類」のみ表示されデフォルトでチェックが入っています。そのため、「+新規カテゴリーを追加」をクリックしカテゴリーを追加します。そして、未分類はチェックを外します。尚、未分類にチェック入れなければ、フロント側で表示はされませんが、未分類をなくしたい場合は、後述するカテゴリー編集ページで変更可能です。

4. 商品データの入力

ここから商品の価格や在庫設定、送料、バリエーション等を設定していきます。

1.  一般

まず、商品データを下図の通り、ドロップダウンメニューから選択します。デフォルトでは「基本的な商品」のため、サイズやカラー等のバリエーションがない場合は、そのまま「基本的な商品」にし、バリエーションがある場合は「バリエーションのある商品」にします。ここではシンプルな通常の物理的な商品を販売する前提で進めます。次に価格を入力します。セールする場合は下段にセール価格を入力します。
*税抜か税込は別画面で設定するため、 設定した税表示に合わせて価格を入力します。

2. 在庫

続いて在庫設定をします。SKUには品番をいれます。「在庫を管理しますか?」にチェックを入れると、下図の在庫数等が表示されます。基本的には在庫管理はするケースが多いと思いますので、チェックを入れて入力していきます。「在庫低下を知らせる数値」に関しては、設定数字に至ると別画面で設定する指定アドレスに在庫アラートのメールが届きます。バックオーダーに関しては、在庫切れしているときに注文を受け付けるか否かの設定になります。

3. 送料

続いて送料設定です。送料では通常重量とサイズで料金が決まりますので、送料を有料にする場合は数字をいれておきましょう。送料区分では、別画面で設定した項目を選択します。例えば60サイズ、80サイズ、120サイズ等の実際の宅配サイズで使用している業者の金額を別画面で設定し、ここで例えば60サイズを選択しておくと、送料が60サイズで自動計算されます。無料にする場合は配送無料にしますが、実際には別画面で設定する必要がでてきますので別途説明いたします。

4. 関連商品

関連商品では、アップセルとクロスセルの両方を入れることができます。アップセルは本個別商品ページの下部にレコメンドとして表示されます。クロスセルは本商品をカートに入れると、カート表示画面でレコメンドとして表示されます。商品の最初の3文字を入れると候補が出てきますので、該当商品をクリックします。

5. バリエーションのある商品データ設定

カラーやサイズ等、バリエーションのある商品の設定においては、まず、下図の通り、「バリエーションのある商品」を選択します。在庫関連の設定項目においては、品番や在庫管理はブランクのままでOKです(親品番を設定したい場合は入れましょう)。 また、次のタブの送料も同様です。理由は、個別のバリエーションごとに設定するからです。

6. 属性

バリエーションのある商品では「属性」タブで属性の設定をします。まず下図の通り、「カスタム商品属性」を選択し追加を押します。次に、名前のボックスに設定したい軸を入力します。カラー、サイズ等。次に値の欄に、バリエーションを入力します。尚、必ず “|” で区切るようにご注意下さい。次に、「バリエーションのために使用」にチェックを入れます。そして属性を保存をクリックします。

7. バリエーションの設定

続いて下図の通り、バリエーションのタブをクリックし、「追加バリエーション」の横の「表示」をクリックします。

続いて、デフォルトのフォーム値を、先ほど属性で設定した項目から任意のものを選択します。次に、追加バリエーションの表示をクリックします。新しく行が追加がされるので、下図の通り、属性で設定した任意の項目を選択し、右側の下矢印をクリックします。

下の図の通り、まず画像アイコンをクリックし、商品画像をアップロードします。次に、SKU欄に品番、価格、在庫、送料と入力し、最後に「変更を保存」をクリックします。

同様に属性で設定したバリエーションの項目分だけ下図の通り同じ要領で設定していきます。

8. 商品画像・ギャラリー・簡単な商品説明を設定

最後に、下図の通り、商品画像、商品ギャラリーで画像を設定します。商品タグを入れたい場合はカンマ区切りで入力します。最後に簡単な商品説明に商品説明を行います。ここで注意が必要なのが、WooCommerceの商品ページのファーストビューは、下図に掲載している通り、左に画像、右に文章が入りますが、右の文章はこちらの簡単な商品説明になりますので、冒頭の商品説明欄よりもこちらをメインとして入力するようにしましょう。完了しましたらこれで一連の商品設定は終わりになりますので、いつも通り最後に「公開」(修正の場合は「更新」)をクリックして完了です。

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WordPress(ワードプレス)のメリット・デメリット https://tiero.jp/magazine/wordpress-merit-demerit/ Fri, 06 Sep 2019 04:05:22 +0000 https://tiero.jp/magazine/?p=2604 WordPressの使い方を初心者の方でも分かりやすい理解できるように解説及びチュートリアルします。尚、最新エディターGutentagは初心者の方にとって直感的に操作できると思いきや、決してそうではないので、従来型のエデ …

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WordPressの使い方を初心者の方でも分かりやすい理解できるように解説及びチュートリアルします。尚、最新エディターGutentagは初心者の方にとって直感的に操作できると思いきや、決してそうではないので、従来型のエディターを使用して解説していきます。

WordPressとは?

先ず、改めて簡単にWordPressの概要を押さえておきましょう。WordPressも基本的にプログラミングが不要と謳われておりますが、学習コスト(時間と労力)はもちろんかかるため、きちんと仕組みやポイント、メリット、デメリットを把握しておきましょう。

WordPressとはCMSの一種

WordPressを理解する上で、まず最初に理解すべきことは、WordPressはCMSであるということです。
CMSとは、Content Management Systemの略であり、「コンテンツ管理システム」を意味します。平たく言うと、ウェブサイトを製作する上で必要なディレクトリやファイル構造・設計、アップロード、コーディング等の技術的な知識が不要で、コンテンツ(文章と画像等)さえあれば簡単に発信できるというシステムになります。そのため、よくWordPressは「プログラミングが不要だから誰でも簡単にサイトが作れる」と言われる所以です。

CMSにおけるWordPressの世界シェアは驚異の6割を超える

ちなみにCMSはWordPress以外にも沢山あり、日本で有名なところでは、JindoやWixなんかは耳にする方もいらっしゃるのではないでしょうか。日本だとWordPress、Jindo、Wixが書籍や広告等で有名ですが、実は海外全体でみると、CMSにおけるWordPressのシェアは6割を超えています。そして、次にwixですが海外では2%にも満たず、Jindoは更にそれ以下になります。

ちなみにCMSに限らず、全世界のウェブサイトのうちWordPressで製作されているサイトは2019年時点で34%というデータがあります。数年前に調べたときは25%でしたので、数年まで4つのサイトのうち、1はWordPressで制作されており、現在は3つのサイトのうち1はWordPressという圧倒的なシェアを誇っていることが分かります。

WordPressはオープンソースであり誰でも無料で利用できる

WordPressはまたオープンソースでもあります。オープンソースとは、簡単に言うと、自由に使えるモノ(コードのパッケージ)だと考えてください。WordPressはAutomaticという会社が管理運用していますが、オープンソースがゆえに世界中の優秀なエンジニアが有志で常に改善を繰り返しており、日々機能やユーザービリティの改善、セキュリティ対策、バグの修正等が行われています。

よく「WordPressは無料で利用できる」といわれてるのは、オープンソースがゆえに誰でも無料で使用できるからです。ここで注意が必要な点は、無料で利用できるのはCMSのWordPressであって、サーバー代金や独自ドメイン代金は別途個別に契約する必要があり、料金が発生しますのでご注意ください。

WordPressは拡張性が極めて高い

今までみてきたようにWordPressには、プログラミングが不要でかつ無料で利用できるというとてつもないメリットがあるのですが、WordPressの価値はオープンソースがゆえにその拡張性の高さと言うこともできます。具体的には、プラグインという名称で呼ばれていますが、何もない最低限のブログだけの構成のサイトから、色々な機能をワンクリックで付加することができるのがプラグインです。

そのため、デフォルトの何もない状態のサイトから実に様々な機能が付加されて、製作者ごとに、また目的ごとに応じた多様なサイトが簡単に機能実装できるわけです。勿論、気をつけるべき点もあり、プラグイン自体もプログラミングは不要ですが、実装したプラグインがうまく機能しない場合もあります。

また、セキュリティ面でも大丈夫か否かのリスクもあります。但し、リスクも限りなくゼロに近くできるリスク回避の方法もありますので、基本はあまり構える必要はありません。世の中の3つに1のサイトはWordPressで作られており、基本プラグインは沢山使われているので、自分だけ不安になるのはもったいないですよね。

WordPressのメリット

それではざっとWordPressの概要を理解したところで、次はWordPressのメリットを押さえましょう。ここでは、先述の「プログラミングが不要であること」、「無料であること」、「拡張性が高いこと」以外の視点で説明します。

1. 制作視点:様々な用途に合致した、かつ見栄えの良いサイトを簡単に制作

テーマと呼ばれるテンプレートがWordPressのエコシステムには無料から有料まで実に大量にあります。通常のブログサイトはもちろん、コーポレートサイト向け、メディアサイト向け、SNSサイト向け、会員制サイト向け、最近でいうところAir B&Bみたいなサイトのテーマもあります。それらを使えば基本的にプログラミングが不要でサイトを制作することができ、これがビギナーにとっては大いなる活用メリットです。※簡単にというのは自分でコーディングなりファイルアップロードをするような静的なサイトを作るケースと比較した場合です。

2. 管理視点: コンテンツの管理・運用が楽

管理面においてもコンテンツの投稿・修正、写真や動画のアップロード、挿入・編集等の管理は容易です。管理画面は基本的にプログラミングなしで操作することできます。

3. カスタマイズ視点:ビギナーはプラグインで、中級者はコーディングで柔軟に制作

カスタイマイズの定義にもより、また拡張性の視点に近いですが、WordPressはカスタイマイズの面においても優れています。特にビギナーにとっては、プラグインで良いものを見つけることができれば、コーディングなしでどんどんカスタイマイズすることができます。中級者以上もHTMLやCSSでのマークアップやJavaScriptやPHPを使ってガシガシカスタイマイズできます。

4. SEO対策視点:技術的な操作なしに、内部SEOに対応できる

こちらは古いデータ(2009)にはなりますが、GoogleもWordPressがSEO面で良い選択肢であると米国で行われたコンフェレンスで発表されています。

英語ですが、この時のパワポのスライドは以下からGoogle Driveからダウンロードできます。
スライドの11ページからWordPressがSEO面から秀逸である説明しています。

https://docs.google.com/presentation/d/1a89VjfBaByZQi_-p7AEakZcXKS6-Ng44SGQyFXM6r_4/edit#slide=id.i45

タグをコーディングしなくてもエディターの操作方法さえきちんと理解すれば、勝手にタグが挿入されるというメリットがあります(全部ではありません)。それにSEOに特化したプラグインもあり、それらを活用することで、技術的なコーディングなしに対応できます。但し、もちろん学習コストはかかります。

5. カスタマイズ視点:ECサイトも簡単に制作できる

こちらも拡張性の一種にはなりますが、EC機能のプラグインを活用すればECサイトが簡単に構築できます。WordPressをECサイト化する代表的なプラグインはWoocommerceと言います。これに関してもまたどこかで取り上げたいと思います。

6. 学習視点:ググれば多くの関連情報・解決策がすぐわかる

サイト制作中に分からないことが生じても、解決が早いということです。理由は国内でもWordPressをベースにサイトを制作している人が多いためです。当然ながらユーザーが多ければ多いほどネットワークの経済が働きますよね。

WordPressのデメリット

さて、それではデメリットはどうでしょうか。具体的に見ていきましょう。

1. 制作視点:ノンプログラマーの場合は、テーマやプラグインのキャパが制約の上限になる

WordPressの大きなメリットのひとつとして、限りなくプログラミングを不要にしていることが挙げられますが、それを支えているのはテーマとプラグインです。そのため、テーマとプラグインで提供できないことは、ノンプログラマーのWordPressユーザーにとっては実現できません。、求めているサイト設計イメージがテーマとプラグインで再現できない場合にはマークアップ言語やPHP言語でコーディングする必要が生じます。しかしながら、ほぼ断言できますが、相当に凝ったことや追求をしない限り、ほとんどは何かしらのテーマとプラグインで対応できます。

2. 学習視点:WordPress固有の知識をインプットする必要がある(学習期間の発生)

これはデメリットというかはさておき、WordPress自体の操作方法を学ぶ必要が当然にあります。通常の情報発信程度のサイトであれば学習方法を間違えなければそれほど苦労はしないでしょう。但し、後述するセキュリティ対策はきちんと行う必要があり、またこの世に存在するサイトである限り、ハッカーは隙あらば攻撃してきます。WordPressは、世界で最も使用されているCMSである以上、ハッカーも目を光らせています。このあたりの知識のインプットはきちんと行う必要があります。但し、実情としてセキュリティ対策のプラグインを一通りいれてそれで対応しているサイトが殆どと言っても過言ではないでしょう。

3. 管理視点:サーバー、ドメインの取得・管理

WordPressはあくまでCMSであるため、ネット上でサイトを公開するには、サーバーとドメインが必要になります。それらは自分で取得する必要があります。尚、サーバーは基本レンタルサーバーを使うケースが多いです。テック系スタートアップや大手等、スケールを狙うようなウェブサービスを開発したいなら、AWS等のクラウドサービスもありですが、基本はレンタルサーバーで十分といえます。金額も契約期間によりますが、1000円から1500円/月のサーバー代が殆どです。ドメインは.comなら500円位で年間契約できます。.jpだと3000から5000円近くなりますね。尚、契約するレンタルサーバーがセットとしてドメイン取得サポートをもしていますので、まとめて基本は取得できます。

4. 管理視点:WordPressのセキュリティアップデート対応

先述の通り、セキュリティは重要であり、WordPress本体も常にセキュリティ対策のためにアップデートしています。本体がアップデートとするとそれに紐着くテーマやプラグインもアップデートされます。そのため、毎回それらの更新作業をする必要があり、WordPress本体が少なくとも月に1回以上はマイナーなアップデートは発生しますので、実装しているプラグインが多ければ多いほど、連動してアップデートされたプラグインも更新する必要があります。尚、更新自体はボタン一つで更新することも可能ですが、恐ろしいのは、更新したらバグが発生してサイトが正しく表示されなかったり、パッと見は何の問題もないが、特定のプラグインが機能していなかったりということも起こりますので、そのあたりの検証作業等に工数がかかります。また、万が一のためにデータをバックアップはしておきたいですよね、そのための作業が発生するため、ここはデメリットとといえます。

5. ユーザビリティ視点:何もしないとアクセススピードが相対的に低下

ここでのユーザビリティは、サイトを訪れるビジターを指しますが、昔ながらの静的なサイト(HTMLとCSSで作られたサイト)と比べて、WordPressはPHPというプログラミング言語で作られているため、サイトにアクセスしてすぐにコーディング内容が表示される静的サイトと異なり、PHPが動いて必要な情報を引っ張ってきては生成するといった動きをします。つまりプログラムされているので、その分の時間が必然とかかってしまいます。但し、これもキャッシュやCDNを使えば解決できるます。何の対策も講じないとアクセススピードは低下してしまうので気をつける必要があります。

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WordPressのインストール方法 https://tiero.jp/magazine/wordpress-how-to-use/ Wed, 24 Jul 2019 18:23:06 +0000 http://tiero.jp/magazine/?p=2371 Contents 簡単になったWordPressのインストール方法無料でお試し登録申請する基本情報を入力する届いたメールのログイン情報でサーバーパネルにログインWordPress管理画面URLでログイン!簡単になったWo …

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Contents
  1. 簡単になったWordPressのインストール方法
  2. 無料でお試し登録申請する
  3. 基本情報を入力する
  4. 届いたメールのログイン情報でサーバーパネルにログイン
  5. WordPress管理画面URLでログイン!

簡単になったWordPressのインストール方法

WordPressのインストールは一昔前は、分厚い書籍を一通り読んでようやく実装が完了するレベルでした。そして制作会社にとってはもはや当たり前ですが、今はボタン一つで簡単にインストールできる機能が殆どのレンタルサーバーに備わっていますので、間違っても簡単インストール機能を使わないで自分でやるなんて無駄なことはしないように気をつけましょう。

ここでは有名どころで特にWordPressといえばのレンタルサーバーであるエックスサーバーの簡単インストール方法を説明します。他にも老舗のさくらサーバー等ありますが、さくらサーバーとロリポップはユーザービリティがあまりよくないです。特にロリポップはトラブルが多いのであまりお勧めしません。同じGMOグループであればまだhetemlの方がベターです。ちなみに以前hetemlも使用してましたが、重いのでやめた経緯があります。今はもしかしたら進化しているかもしれないので、そのあたりはどのレンタルサーバーも基本無料使用期間があるので、試してみてもいいかもしれないですね。無料期間中にサイトが構築できるとは思いませんが、管理画面等で直感的かどうか、分かりやすいかどうかは試してみる価値があると思います。

ちなみに以前、サーバー選定の過程を記事にしましたので、サーバー選定に関してもう少し詳しく知りたいという方はこちらをご確認下さい。

レンタルサーバーのお勧めはエックスサーバー

無料でお試し登録申請する

いきなり正式に契約するのは少し怖いですよね。なので最初は念のため無料でお試し登録をしましょう。2019年7月26日現在では、無料お試し期間は10日間ありますので、一連の操作は一通り経験できます。その結果、うまくいけば言うことないですし、もし人によっては操作性が微妙でうまくいかないなと思えばさくらサーバー等その他のレンタルサーバーを試してみるとよいでしょう。

さて実務を見ていきましょう。まず、エックスサーバーのウェブサイトのトップページにアクセスします。

エックスサーバーのウェブサイト

下図の通り、トップメニューにある「お申し込み」をクリックします。

画面が以下の通り遷移したら、「サーバー新規お申し込み」のタブになっていることを確認して、一番下の「お申し込みフォーム」をクリックします。

画面が下図の通り遷移したら、「10日間無料お試し 新規お申込み」ボタンをクリックします。

基本情報を入力する

基本情報入力ページに遷移するので、項目に沿って入力していきます。基本情報なので割愛しますが、どのプランを選べばよいか悩むと思いますが、ここは一番安いプランX10で十分です。ちなみにX10のプライステーブルは以下です。トップページのメニューから料金で確認する個ができます。同じく機能もトップページのメニューから確認できます。

届いたメールのログイン情報でサーバーパネルにログイン

さて、申し込みが完了したらメールが届き、そこにログインURLとID、パスワードが表示されているので、それらログイン情報で「サーバー」管理画面にログインします。ここで「サーバー」とあえて強調したのは、インフォパネルとサーバーパネルと2種類のログイン情報があるので、ここではサーバーパネルの方にログインしましょう。
※お試し期間終了後に、独自ドメインを取得する場合はインフォパネルでドメインの購入をします。主に契約まわりはインフォパネルと覚えておきましょう。

さて、サーバーパネルにログインできましたら以下画面が出てくると思います。こちらがサーバーパネルの管理画面になります。今回はお試し期間中ですので、独自ドメインではなく、無料で使えるドメインを利用してWordPressをインストールしてみましょう。管理画面の下の方にある「WordPress簡単インストール」をクリックします。尚、二つ上にある「簡単インストール」ではありませんのでご注意ください。

 

 

下図の通り、デフォルトのドメイン名が表示されるので、隣にある「選択する」をクリックします。

画面が遷移したら下図赤枠にある「WordPressインストール」のタブをクリックすると、基本情報を入力する下図のページ画面に移ります。ので適宜入力していきます。キャッシュ自動削除とデータベースは基本デフォルトのままでOKです。入力が完了したら「確認画面へ進む」をクリックします。

下図の通り確認画面になるので、内容確認して問題なければ「インストールする」をクリックします。

インストールが終わると以下各種情報が表示される画面に遷移するので、メモまたはスクショしてどこかに保存しておきましょう。上から4番目の「管理画面URL」がログインURLになりますので、リンクをクリックしてみましょう。

WordPress管理画面URLでログイン!

以下画面に遷移します。おめでとうございます(^^)これでWordPressインストール完了です。簡単ですよね。こちらがWordPressのログイン画面になりますので、先ほど入力したユーザー名とパスワードを入れてログインします。

ログインできると以下画面に遷移します。こちらがWordPressのダッシュボード(管理画面)になります。

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WordPressのログイン方法 https://tiero.jp/magazine/wordpress-login-way/ Wed, 24 Jul 2019 15:24:35 +0000 http://tiero.jp/magazine/?p=2355 さて、今回はWordPressのログイン方法を解説します。初めてサーバーにwordpressを設置した場合に、ログイン情報を無くしてい、ログイン画面のURLが分からないといった場合に役立つ簡単な覚え方を中心に、ログイン関 …

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さて、今回はWordPressのログイン方法を解説します。初めてサーバーにwordpressを設置した場合に、ログイン情報を無くしてい、ログイン画面のURLが分からないといった場合に役立つ簡単な覚え方を中心に、ログイン関係の基本操作を纏めてご紹介します。

WordPressのログインURLの仕組みを知ろう

WordPressのログインURLはデフォルトで決まりがあります。とても簡単なので、忘れたときはこちらですぐに対応できます。先に結論ですが、ドメインの最後に/wp-login.phpをつけるだけです。

たとえば、以下の通りです。

ドメイン:example.com
ログインURL:example.com/wp-login.php

簡単ですよね?アルファベットの意味を理解したら殆ど忘れることもなくなるかと思いますので簡単に解説しますと、wpはまさにWordPressの略です。略してwp。「-」ハイフンでつなげて英語でそのままlogin(ログイン)、最後に、ワードプレスはPHPという言語で作られているので、.phpをつけるだけ。いかがでしょう?意味が分かると簡単ですよね!是非、ログインURLを忘れてしまった時には試してみて下さい。

WordPressのログインパスワードを忘れた場合の対応

ちなみにこちらが通常のwordpressのログイン画面です。

WordPressのログイン画面

もしここでパスワードを忘れてしまった場合には、左下にある「パスワードをお忘れですか?」をクリックすると、WordPressに登録したメールアドレスを入力するよう画面指示があるので、アドレスを入力すれば、メールが届きます。メール文のリンクをクリックして新しいパスワードを設定すれば完了です。

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レンタルサーバーのお勧めはエックスサーバー https://tiero.jp/magazine/xserver/ Tue, 12 Mar 2019 16:20:47 +0000 http://tiero.jp/magazine/?p=1911 新規ブランド事業立ち上げによりサーバーの契約をする、これから副業を始めたいからサイトを立ち上げたい、ひいてはどのサーバーがいいのだろうか、あるいは既存のサーバーが遅い、使い勝手が悪いから変えたい、色々な局面でサーバーどう …

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新規ブランド事業立ち上げによりサーバーの契約をする、これから副業を始めたいからサイトを立ち上げたい、ひいてはどのサーバーがいいのだろうか、あるいは既存のサーバーが遅い、使い勝手が悪いから変えたい、色々な局面でサーバーどうしようかなと悩む人は少なくないと思います。特に、初めてサーバーを契約するとなるとハードルは高くなってしまいますよね。色々な専門用語や数字が並んでるけどよくわからないといった悩みに対して解を提供いたします。

国内サーバーの中でサーバーを選ぶなら迷わずエックスサーバーです。

何かをお勧めする際に、色々と比較してその優位性を理解してらもうことは通常ですが、比較するまでもなく、突出してお勧めってありますよね。チームTIER0の場合、国内のレンタルサーバーという選択に関しては、まさにそれです。冒頭のタイトルにあるようにエックスサーバー一択です。それは実際に老舗のさくらサーバー、ヘテムルサーバー、エックスサーバー、またサイト運用を任せて頂いている当社のクライアントでロリポップやカゴヤを使っているところがありますが、ダントツでエックスサーバーが使いやすいと体感しているからです。それでは当社の各サーバーとの出会いとそれに対するユーザーエクスペリエンスを時系列に説明していきます。

一番初めに契約したのはさくらサーバーでした。

会社を立ち上げてから、一番最初のレンタルサーバーはさくらサーバーでした。その理由は、色々調べていると王道といった感じで歴史もあるから安心だと思ったからです。ちなみに価格はさくらも他も殆ど変わらないです。さくらサーバーが御社(or あなた)にとっての初めてのレンタルサーバーであったら、ウェブサイトのシステム関係って本当に難しいなぁと思うことでしょう。それに、システム系の人って本当に冷たいなぁとおも思うことでしょう。実際に私たちもそう思いました。色々使っている中でのさくらサーバーの結論は、メリットは一通りそろっていて、業界の中で歴史があるから安心、デメリットはめちゃくちゃわかりにくく、使い勝手が悪いということです。これはあくまで私たちがそう思っているということなので、システム慣れしている方であればそう思わないかもしれませんが、あまりサーバーやシステム、ウェブサイトに詳しくない人にはお勧めしないです。企業で例えるならば、悪い意味での古い伝統的な企業や役所と言ったユーザーエクスペリエンスです。

SEOで必須のSSL証明書の設定も工程が長く面倒。

別の観点からはどうでしょう。SSL証明書の取得は今はSEOの観点からも必須ですが、後述するエックスサーバーは本当にボタン2、3回ですが、さくらはメールのやりとりして、コピペしてと相当にわかりづらいです。私の知人もさくらサーバーでSSL証明書がよくわからないと相当な時間を使って結局できずじまいでした。SSL証明書がうまく設定できないというクライアントもいらっしゃいました。

困ったときの救世主であるカスタマーサポートが・・・

そして結局のところ、一番残念なのは問合せに対する回答です。基本的に、サーバー側の問題じゃないです、専門書を読んで解決してくださいで終了です。このあたりが私たちにとっても憎しみを生む根源でしたね。ちなみに、その後私たちはさくらサーバーをまだ使っているのか?はい、使ってます。やはりいいからでしょ?いえいえ、会社のメールアドレスがそれなので、またメールアドレスとウェブサイトのアドレスは分けて運用したほうが良いという考え方もあるので、今はさくらサーバー100%メールアドレス用として使用しています。ウェブサイトでの利用は皆無ですね。

次に契約したのはHetemlサーバーでした。

さて、そんなストレスフルなサーバーでしたので、ウェブサイト用に別のレンタルサーバーを探し始めました。その時、アフターエフェクトの短期集中講座を習っていたチームメンバーが、その講師から「だったらHetemlサーバーがいいよ。デザイナーも結構Hetemlサーバーは多いね」とアドバイスをもらったことから、Hetemlサーバーでトライアルしてみました。私たちがさくらサーバーを契約した時は、ワードプレスを手動でインストールしていて、めちゃくちゃ面倒だったこともあり(当時はさくらサーバー限らずですが)、簡単にワードプレスをインストールできるやつとかないんですかね?といった雑談の中で、だったらHetemlという助言に至ったわけです。そしていまや多くのレンタルサーバーが実装していますが、簡単インストール機能をHetemlで試した時のその衝撃はなかなか忘れることができません。それでHetemlにチームがどよめき、ウェブサイト用のレンタルサーバーはhetemlになりました。さくらサーバーと比べると、管理画面のレイアウトやデザインもモダンで操作性は快適でした。それから1年くらいそのまま何不自由なくHetemlサーバーを使っていました。もしかしたらHetemlサーバーも速度面で改善しているかもしれません。私たちは2016年から17年あたりに契約していました。 ちなみにHetemlサーバーでよかったと思ったのは、Hetemlのスタッフからサイトが素敵なので、掲載してもいいですかというメールがきたことです。これは嬉しいですよね!どうぞどうぞと回答しましたが、それからはてどうなったことだろうと思います。ただこれは無機質なさくらサーバースタッフとは一線を画す素敵な体験でした。だからHetemlは好きです。

時間が経過するにつれてその速度の遅さ・重さに耐えきれずリタイア

そんな私たちにとって完璧なHetemlサーバーでしたが、大きな問題が現れたのは1年位してからです。サイトがどんどん重くなっていくわけです。キャッシュも入れているし、静的なサイトと比べてシステムゆえにワードプレス自体が重いというのもありますが、ECサイトも運営していたので、これだけローディング時間が長いと流石に厳しくなり、もっと早いサーバーを探すことを決めました。尚、Hetemlサーバーは残念ながら解約しました。でもあの簡単インストールの衝撃は今も忘れません。感謝です。

尚、HetemlはGMOが運営しているのですが、GMOが運営する別のレンタルサーバーでロリポップというものがあります。これは結論だけ言うと、特にユーザービリティの観点からさくらサーバーと同じ部類かなと思います。管理画面も古い感じです。またクライアントがロリポップを使っているのですが、ワードプレスのアップデートをするとテーマとの相関性が悪いのもありバグが発生してしまい毎回ここだけ時間がかかります。ユーザービリティの観点でも同じGMOでもHetemlの方が全然良いと思いますね。ちなみにバグは既存のサイトをリニューアルする形で引き継いで、そのまま使用しているのでバグは何らかのサーバー側の問題じゃない可能性もあるので、評価するには情報量が足りていないですが、ユーザービリティは体験しているので、その観点からお勧めはしないですね。

最終的に現れたのがエックスサーバー。

さて、そんなサーバーの重さに解決策を探していたところ、たまたまチームTier0の代表の前職の先輩がベンチャーに就職し、その方とお酒を飲んでいた時に、新規事業でサイトを立ち上げるという話題になり、代表がどのサーバー何使ってるんですか?ときいたらエックスサーバーとのことで、エックスサーバーについて調べはじめ、スピード面で良さげだったので試してみました。その結果、今でもエックスサーバーが私たちにとってのベストパートナーです。簡単インストール、スピードも問題なし、SSL証明書設定も簡単。このサイトももちろんエックスサーバーを使っています。しかも独自SSL証明書が無料になったんです!すごいですよね。ちなみにスピードに関してはさくらサーバーもHetemlサーバーもどのサイトも「速い!」と謳っています。それゆえに、本当にどれが速いのかわからなくなりますし、スペックで数字が書かれてても本当にそれで速い根拠になるのかわからないですよね。だからこそ私たちが実際にお金を払って数年間各レンタルサーバーを使用する中で出したスピードやユーザービリティのTHEレンタルサーバーはエックスサーバーだと結論づけます。ワードプレスにも強く、ウェブサイトをワードプレスで運営したいと考えているのであれば、またECサイトを設置したいのであれば(むしろそれ以外でも)、なかなか物事で一択はないですが、国内向けのレンタルサーバーであればエックスサーバーが一択です。ちなみに海外向けサイトを製作するにあたり、国内のレンタルサーバーを安易に使わないようにご注意ください!海外向けサイトの場合は別の記事「wordpress本家が推奨する海外サーバーとは?」をご参照ください。

エックスサーバーのウェブサイトはこちら

 

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多言語サイト制作にお勧めのワードプレス/プラグイン:WPML https://tiero.jp/magazine/wpml/ Mon, 25 Feb 2019 15:54:00 +0000 http://tiero.jp/magazine/?p=1518 多言語サイトを構築しようと思った際に、どのような方法があるか気になる方も多いかと思います。今回は多言語サイト構築にはどのような方法があるかご紹介していきます。是非お役立てください。 Contents CMSを使うか否か: …

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多言語サイトを構築しようと思った際に、どのような方法があるか気になる方も多いかと思います。今回は多言語サイト構築にはどのような方法があるかご紹介していきます。是非お役立てください。

CMSを使うか否か:

まず、多言語サイトを構築を検討する際の最初の分岐点として、CMSを使うか否かという点があります。CMSの対極の方法が、HTMLやCSS、Javascript等、コーディングを駆使してスクラッチでサイトを立ち上げる方法です。結論から申し上げるとCMSを使う方法を推奨しますが、ここでCMSを使わないとどうなるか考えてざっくりポイントだけ押さえておきましょう。

ポイントは運用の手間とコスト:

CMSを使って多言語サイトの機能を実装するような場合と比べて、CMSを使わない場合には、各言語ごとのサイトURLをどうするのか、そして各言語のフォルダごとに個別に管理していく必要があります。面倒くさいですよね。もちろんCMSを使用する場合でもプラグイン等を使わないで自分で行うにはこのようなアナログな作業が付きまといます。例えば、下層にファイルをつくるサブディレクトリ式やサブドメイン、あるいは.jpや.usといった国別コードトップレベルドメイン(ccTLD :country code Top Level Domain)で対応するという方法が代表的な方法です。但し、これらはテクニカルな部分であり本来の目的の多言語サイトで集客する、コストをなるべくかけないで運用するといった、よくある要望の観点からはあまり本質ではありません。

やはりCMSがお勧め、その中でも代表格はワードプレス:

その意味で検討すべき・視野に入れるべきキーポイントとして、運用面が挙げられます。基本的に規模の大きな企業でない限りは、社内にデザインのできる人がいても、コーディングまでできるという企業は少ないです。私たちのお客様であるメーカー様や小売・サービス業で基本的に自分たちでコーダーがいるというケースは極めてまれです。そのため、誰が製作するにしても、運用が容易である必要があります。外部に委託する場合でも運用の手間が多いとその分だけ人件費として請求されてしまいますから、そう考えるとやはりCMSを使用した方が、自分たちで運用もできる可能性も高くなるためCMSを使うことがおすすめといえます。そしてCMSといえば世界シェア50%を超えるWordpressですよね、そしてそのWordpressにおいて多言語サイトの構築と言えば、必ず候補として挙がってくるのがWPMLプラグインですね。

WPML:

ではなぜWPMLの名前があがるのか、ポイント4つです。先ずは先述している運用面から、プラグインで簡単に実装できるということ、2つ目に、実装後の実際の多言語入力がボタン数回で入力着手ができます。3つ目にEC(woocommerce)にも対応している為、越境ECサイト構築にも使える拡張性です。そして最後に、多くの有名どころのテンプレートと連動していることです。

ブランド力や機能性から当然に無料ではないですが、年間で29ドルからなのでコストも月で数百円程度なのでないに等しいといえるでしょう。更には30日キャンセルできるトライアル期間があるので、操作してみて自分に合うか確かめてみるとよいですね。良いウェブサービスは品質に自信があるのでフリートライアルは当たり前になってきていますね。是非そのようなサービスを見極めて、まずは体感してみることがポイントです。

出所:WPML website

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